家出・失踪の原因や動機は様々あり、単純なものから家族にも見当がつかないような複雑で深刻な理由や背景が隠れているケースもあります。
家出人・失踪者の思考や心理も様々です。
突発的に家を飛び出してしまい、帰りたいけど帰るに帰れない
しばらく一人になりたい、当分は家に帰りたくない
全ての縁を断ち切り、全てを捨てる覚悟
抱えている悩みやトラブルを誰にも相談できず、どうしたら良いか分からず、
思いつめているかもしれません。
令和元年における行方不明者の状況
行方不明者の届出受理数は過去10年間ではほぼ横ばいで推移しており、令和元年は86,933人。男女別では、男性が55,747人(64.1%)、女性が31,186人(35.9%)と、男性の割合が高い。年齢層別では、20歳代が最も多く、70歳以上で増加傾向。原因・動機別では、疾病関係が年々増加し、令和元年は23,906人(27.5%)と最も多く、このうち認知症又はその疑いによるものは17,479人(20.1%)。疾病関係に次いで、家庭関係の14,335人(16.5%)、事業・職業 関係の10,244人(11.8%)の順で多い(その他、不詳を除く)という警察庁のデータがあります。
家出・失踪の原因や動機は様々あり、単純なものから家族にも見当がつかないような複雑で深刻な理由や背景が隠れているケースもあります。
家出人・失踪者の思考や心理も様々です。
突発的に家を飛び出してしまい、帰りたいけど帰るに帰れない
しばらく一人になりたい、当分は家に帰りたくない
全ての縁を断ち切り、全てを捨てる覚悟
抱えている悩みやトラブルを誰にも相談できず、どうしたら良いか分からず、
思いつめているかもしれません。
事件、事故に巻き込まれたり、自暴自棄になり犯罪に手を染めたり、
失踪の末に自殺してしまうケースもあります。
本当は帰りたい、気づいて欲しい、探して欲しい、助けて欲しいと
SOSを出しているかもしれません。
「探す」という行動を起こすことによって、大切なご家族がどんな事を考え、
何に悩んでいるのか見えてくることがあります。
最悪の事態にならないよう、早急に動き出すことが重要です。